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キリンチャレンジカップ2007 カメルーン戦メンバー発表 オシム監督会見 その3

――オーストリア遠征を控えたこの時期、カメルーンと対戦することにどういうメリットがあるのか?

オシム どの試合が重要で、どの試合が重要ではないかをここで申し上げるのは危険だ。もちろん、カメルーンが強豪なのは皆さん知っているだろうが、今年一番重要な試合だと申し上げたら、皆さんはどう感じるだろうか。9月にオーストリア、スイスともに日本を招いて対戦することで、自分たちのクオリティーを測ろうとしている。この試合も、簡単な試合にはならない。客観的に見ると、カメルーン戦は選手に経験の場を与えるという意味で重要。ワールドカップ(W杯)のアジア予選には、カメルーンのようなチームはいない。オーストリアやスイスのようなタイプのチームもいない。つまり、W杯予選の対策のための試合ではなく、選手のクオリティーを上げるのに、よい機会となるだろう。カメルーンは確実に強豪で、強い相手だ。選手にとっては、よいチャレンジの機会となる。ただし力の差を考えると、オーストリア、スイスの方が近いので、試合内容としては、そちらの方がよいものになるかもしれない。

――今回のように12人だけ発表するのは、できるだけやりたくなかったのか。それはジャーナリストから、もしくは何か別の圧力があったからこうなったのか?

オシム プレッシャーではなく、サッカー協会の職員がそうしたらどうかと。つまり、記者会見の日程を設定するのは協会の仕事だが、メンバー選考の権利は私にある。もし私が協会の職員であったなら、この場にノーネクタイでは来ない(笑)。選手について言えば、今回発表したDFやMFについても、多くのリストがある。つまり(選ばれた)この選手たちもボーっとはしていられないということだ。守備的なポジションについては、彼らがベストだ。もし「自分の方がいい」と思うDFがいたら謝るが、同じようなレベルの選手が5〜6人いるのは間違いない。
 一方、攻撃的な選手については、そらで言えるくらい候補はかなり多い。名前を挙げろというなら、20人ほど挙げることができるが、20人全員を呼ぶわけには行かない。誰かを落として、誰かを決めなければならない。もちろん、中村俊、高原は含まれていない。国内に限っての選手選考だからだ。会見の設定については、何もそれが圧力だとは思っていない。もしそういうことであったら、このリストがそれに対する回答である。

――最終的なメンバーは何人の予定か

オシム フィールドプレーヤー16人とGK2人。欧州には、もう少し多く連れて行く。ここで選んだ全員が、オーストリアに行ければいいのだが。しかし、遠征には欧州組も何人か呼ぶ。長距離を移動していない、疲れていない(欧州の)選手を見ることができる。欧州遠征の時期には、ユーロ(欧州選手権)の予選が迫っているので、欧州のリーグも休みになる。日本代表の試合に出場するにあたって障害はない。

  キリンチャレンジカップ2007 カメルーン戦メンバー発表 オシム監督会見 その4

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