オシムと神の子BLOG
イビチャ・オシム監督の町サラエボ
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イビチャ・オシム監督

幸せだった日々

今日オシム監督の解任というか、岡田武史監督の正式な就任が決まった。
残念な気持ちと岡田監督に対する期待で複雑。

倒れた時「日本は中田英寿を失い、オシムまで失うのか」と暗い気持ちになった。
二人ともタイプは違えど似たものがあると感じていた。

オシム監督は望まないかもしれない。
でも、サラエボに返してあげないと戦火を逃れて生きている人達に申し訳ない。
待っている人の所に帰るべきで、それは日本ではないと思う。

死ぬ気で物事に取り組むとはどういう事なのか。

彼の人生の一部分だけでも見れて本当に幸せだった。
それを糧にまた明日から頑張ろうと思う。

vs スイス

前半の事故みたいな失点はしょうがないけど、
まあ「もうあんなミスはないようにね。」といった感じ。
スイスのディフェンスは俊輔の言うように綺麗だった。
これはしっかりと真似するべきだと思う。

このスイスという相手。
今までの相手と違ってガンガン攻めてきた。
日本は久しぶりに裏を狙うサッカーが出来たと思う。
トルシエの頃のサッカーみたいだった。
引いている相手を崩すサッカーと、
スイスのように前から来てくれる相手だと
やらないといけないサッカーが全然違う。

前半立ち上がりに感じたのが、
日本はもっとプレッシャーに強くなる為に、
中田英寿のように10センチでも腰を落とした方が良いと思う。
競り合いの時に10センチも高い相手とこちらの頭の位置が同じなのはどう考えても不利。
それはボールを持ってるときも、ディフェンスの時も同じ。

後半はスイスがメンバーを変えてきたことによって
勝手に混乱していたように見えた。
面白い展開だったけど、今回の日本代表に必要だったのは
こういう中途半端な自信ではないと思う。

試合内容はしっかりとしたものだったと感じた。
誰を狙っているのかよく分からないけど、
クロスで終わるようにもなった。
ただ引かれると何も出来ない事は忘れてはいけないと思う。
大切なのは予選とワールドカップ。
どちらも日本を徹底的に研究してくる。
今日のような軽い試合はもうない。

vs オーストリア

反町監督にしてもオシム監督にしても愚痴BLOGを書くのであれば、タイトルは、

「なかなか点を決めてくれません。」

とかそんな感じになりそう。
二つ決めなきゃいけないシーンがあって、こちらは危ないシーンを作らせなかった。
冗談ではなく、日本人を育成するより日本人になってくれる人を募集した方が早い気がする。。。

久しぶりに見た稲本は気は利かないながらも、ディフェンス面での迫力は抜群だった。
松井も同じく好印象。
ただテレビでは全体の動きが見えないので、実際のバランスがどうだったのかは分からない。
大久保も前田も呼ばれなかったのが非常に残念だった。
本人たちは自覚して努力して欲しいなと思う。
若しくはオシムを見返すつもりで海外にでも出て欲しい。

昨日知り合った人で陸上をやっていた人がいた。
身長175cm、体重76キロ、100メートル走10.9秒。
他にハンマー投げが得意。
ちなみに室伏も100メートルを10秒台で走れるそうだ。

今頑張っている選手には申し訳ないけど、
そういった素材が子供の頃にサッカーを選択する環境を整える事が
非常に重要だと感じた。
その人はサッカーをやった事がなかったのに、
高校時代サッカー部のヘルプで試合に連れて行かれてたらしい。

最近思うのは、
イチローや松井がサッカーを選択してたら、どれだけ凄い選手になってたんだろうかと。
昨日の話を聞いて室伏を妄想に加えようかなと思った。

努力するのは当たり前、
プロになってからも女遊びを程ほどに努力するのが当たり前。
結果を出しているという意味では、
今の代表のFWよりは俺や俺の周りの奴の方がプロフェッショナルかもしれない。

カメルーン戦 その他代表戦連発

今日はU22の最終予選が生観戦。
それからA代表をテレビ観戦、U17ワールドカップをテレビ観戦。
比較というか素直に見れたのがよかった。

下から上まで見て日本代表に中田英寿はいなくなったんだなと改めて感じた。

U17が全力であのくらい。
という事は今後10年は日本代表の世界における位置は今とさほど変わらないと思う。
どんなサッカーを目指そうがやるのは選手たち。
各ポジションで攻守の一対一が繰り返されるルールに変更はないと思う。

コンタクトスキル、動きながら相手と対峙した時のテクニック。
攻めも守りも同じ。
若い世代の方がポジションに関係なく
普通にボール扱いが出来るようになってきてるけど、
コンタクトスキル抜きでサッカーは語れないと思う。

U17では岡本。
U22では水野、本田、家長、梅崎(呼ばれてない)、林(GK)。
A代表では大久保、前田、トゥーリオ、羽生。

攻守にバランスの良い選手だと思う。

この他に海外では
高原、三都主、稲本、中田浩二、
若い世代では
グルノーブルの伊藤、森本、ガンバユースの宇佐美

若い世代はどう育つか全然分からないけど、
世界では18歳でしっかりフィジカルが出来ていて戦える選手もいる。
中田が20歳にして日本代表のエースになった時代と今は環境が全然違う。
でも試合を見ていて「日本代表ごときで飛びぬける事が出来ない」のであれば
世界はまるっきり見えないと思った。

ワールドカップまであと三年

アジアカップ 3位決定戦 vs 韓国代表

丁度韓国戦の前日に仕事先の韓国系アメリカ人にどんな意気込みなのかを聞いていた。
「日韓戦だけは絶対に負けたら駄目だよ。」
「どうして?」
「韓国のほうがサッカーの歴史があるんだから。」
と単純な答えが返ってきた。
俺は別に勝っても負けても納得のいく内容であればそれで良かった。
それはこの間のU20の試合のように自分の全てを出して戦うという事。
A代表でいうとトルシエの頃のように。

ところが誰しも感じたようになんのチャレンジもないまま終わった。
暑い、疲れたはお互い様なのに思い切ったプレーをしてたのはどちらだったか?
いつの間にかチャレンジャーではなく、ブラジル代表のようにチャンピオンとして試合をしていたように感じた。
そこまで強いなら構わないけど。。。

「やることをやってもし負けるのなら胸をはって帰れるはずだ!」

この気持ちが選手に伝わっていなかったように思う。

オシム監督

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