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イビチャ・オシム監督の町サラエボ
オシムと神の子
イビチャ・オシム監督

稲本潤一 チャンピオンズリーグ ガラタサライ vs PSV

喜ぶPSV
ガラタサライを破ったPSV
「イヤイヤイヤイヤ、それは決めないとまずいでしょう」というボールを二つ外して立ち上がりにはやくもガッカリ感。サッカーの試合は決める所を決めておけば全く難しい所がない。それでも多少不細工なゴールでガラタサライが先制。ガラタサライのメンバーが喜んでいると一人ゴリラのような頭のでかさの稲本がアップに。すっかりチームに馴染んでおっさんのように振舞っている。例えるならエスパルスの伊藤みたいな存在か。試合中はバランスをとる役目で全然面白くないんだけど、チームや監督からの信頼は熱い抱擁で感じる事が出来た。
後半もガラタサライペース。全然悪くは無かったんだけど、キーパーがミスって同点に。残り20分になって二人選手を投入。ところがこれがバランスを崩す結果になってカウンターからさっくりやられた。PSVは前半明らかに攻撃を控えてた。相手の狙い通りの展開になっちゃった。その後はDVDが切れちゃって分からん。
さて、稲本について。バランスは取れてると思うけど俺から見ると消極的なだけにしか見えない。あれだと阿部みたいに気付いたらセンターバックみたいな感じの扱いを受けそう。でももうプレースタイルは変わらないかな。

中村俊輔 チャンピオンズリーグ セルティック vs ベンフィカ

久しぶりに見る俊輔。セルティックも同じくだけど、相変わらずの大声援を受けてホームでは圧倒的に押しまくる。ベンフィカはポルトガルでは伝統ある強豪チーム。チームとしての格は同じくらいだと思う。懐かしい顔でミッコリがいる。
俊輔は前節ハットトリックをしたとかで調子がいいらしい。試合の序盤はゲームメークとディフェンスに気を配ってる。全体的に押し込んでるこの時間帯に点が欲しい所。でも前半攻め疲れしたみたいで失速。このままだとカウンターをくらって負けちゃう展開も考えられる。。。
後半ようやく先制。俊輔がからんだと記事で読んだけど、シュートミスに味方が反応していたように見えた。出来れば俊輔がガツンと決めたかった所。その後追加点もあって余裕の展開。久しぶりに見たセルティックは一段と良いチームになってた。この調子だとグループリーグは突破しそう。

中村俊輔 チャンピオンズリーグ セルティック vs コペンハーゲン

俊輔がペナルティーエリアの中でドリブル勝負。さっくりひっかかった相手が俊輔に対して足をかけた。スローで見るとちょっと微妙な倒れ方だったけど結果オーライ。これをきっちり沈めてセルティックが先制した。
それまでもセルティックは攻め続けてたけど相手もドン引きで必死になってるから崩せなかった。実力はセルティックの方がやや上という感じ。でも雰囲気はUEFAカップみたい。
後半も途中まで見たけど相手が脅威を与えるような完全な崩しはないように思えた。コペンハーゲンは自国リーグではこんなに引いて守るチームじゃないんだろうけど、セルティックの気合に押し込まれた感じ。ここは勝つのは当然として次が問題になりそう。

中村俊輔 チャンピオンズリーグ マンチェスターユナイテッド vs セルティック

俊輔。攻撃の時は確かにいいポジションを取ろうと動いてる。でもサッカーは攻守がある。なんだか一人だけ引退後の選手みたいな動きで気持ちが悪い。FWがユニフォームを汚してボールを追ってるのに、コースを切ってるだけの守備は納得がいかない。
先制はゴールキーパーのキックから。リオ・ファーディナンドがクリアミスをしてそのままFWが決めた。これはキーパーにアシストがつくのかな?
その後セルティックのキーパーのしょうもないミスでPK。ついでにボール回しをボランチがミスしてそのまま追加点。本気になったマンUはそんなに甘くない。
ところが俊輔がFKをそのまま沈めて同点。
キーパーはファン・デル・サール。彼は中田英寿がローマに在籍した頃「あの中田のゴールがローマのスクデットを確実にした」と言われた時大チョンボをやらかして中田をヒーローにしたキーパー。稲本ともチームメイトだったと思うけど、何かと日本人と縁がある。俊輔がニアにしか決められない事を事前に知っていればこのゴールもなかったはずなのに。
後半開始早々2失点目と同じ形で失点。ボランチがあの位置でパスミスをしてたら試合にならない。グラウベセンはベテランなのだから、この大事な試合ではプライドを捨ててクリアしておくべきだった。もしそうしても誰も彼をへたくそだとは思わない。
残り時間は点こそ取られなかったけど内容はボコボコ。最終ラインとキーパーはよく頑張った。
オシムが「作り上げることのほうがいい人生でしょう。そう思いませんか?」と言っていたけど、弱いチームがこうやって必死で守ってる姿もかっこよいと思う。要は限界まで一生懸命やってくれれば見てる方は満足出来る。

稲本潤一 チャンピオンズリーグ第1節 ガラタサライ vs ボルドー

稲本が黒くなったようでパッと見てどこにいるのか分からなかったけど、ボランチの位置で先発。相変わらず日本人離れした体つきも健在。90分もたないのが課題とプレミアの時に言われてたけどどうだろう?監督の信頼は勝ち取っているみたいでなにより。チャンピオンズリーグ以外で稲本が見れないというのは不思議な気がするけど頑張って欲しい所。
立ち上がりグランド状態が悪いのかコンディションが悪いのか両チームともプレーが雑に見えた。技術的な問題かもしれない。稲本は落ち着いて守備的にプレーしてる。サイドバックが殆ど上がらない超守備的な展開のまま前半終了。稲本も後ろでバランスを見ながら終わった。
後半もたいして展開も変わらずドロー。お互いが望んだ結果だったと思う。
ところで、稲本君。「つまらんぞーーー!!!」

松井大輔 ル・マン vs バレンシエンヌ

なにやらだるそうな感じで前半は集中して見れなかった。2点取られちゃってん~な感じ。一応1点は取り返したみたいだけど、どうなることやら。
後半に入ってルマンの目が覚めて反撃開始。すぐに同点に追いついてさらに押し込んでいたけど、なかなか点が入らない。今年のルマンにはボランチの所にボールをさばける奴がいて、去年みたいに松井が時間を作る必要がない。攻めが速くなったルマンに松井は微妙な感じがする。
無理な縦パスを嫌う松井らしく後ろに戻したり、横パスが多い。これからはもっともっとボールを貰う前に周囲の確認が大切になってくる。じゃないと居場所がなくなってしまう。
遅くても通用しているファンタジスタ。ジダンはあの身長とフィジカルの強さ。リケルメも同じようなタイプ。日本人が目指すべき選手はトッティだと思う。足は遅い、守備は甘い、体は弱い。ダメダメな選手だけど、ワンタッチで出すパスは怖いくらいに正確。日本人はトッティより走れるし、アジリティがあるから守備も頑張れる。でも足が遅いのはどうしようもないし、体の強さも大きさが関係するからなんともいえない。日本人のよさは頭の良さと技術とスタミナ、アジリティ。トッティは参考になる。

松井大輔 トロワ vs ル・マン

この試合は開幕戦2試合目なのかな?松井がいつもの左ウイングじゃなくて右にいる。以前に松井が点を決めた時は右サイドだった。それを狙ってるのかな?
立ち上がりいきなりルマンが先制。松井が前を向いてドリブルをしてファールをもらったシーンから。それからさらに追加点。たった十分で2点リード。二つのチャンスで2得点はおいしい。松井は自分中心にボールが経由しないせいか運動量が極端に少ない。味方が駆け上がってるのに、歩きながらそれを見てた。1対1でペナルティーエリアに入ったときもさっくりボールを取られてるし、これは評価は辛くなる。

後半余裕を持ったルマンと必死になったトロワでよくあるパターン。残り時間10分を残して同点になった。残り5分というところでDVDの予約失敗で切れてた。。。

松井大輔 マルセイユ vs ルマン

今日は対面がリベリーという楽しそうな展開。マルセイユは超強豪だから、この前半相手のプレッシャーが強い中何が出来るかが今の松井の実力だと思う。ルマン全体はビビリながらも攻撃面で良い部分を出せてた。
前半を見終わってからの感想。松井はほぼ試合に参加できていなかった。フィジカルに優れる相手に何も出来なかったと言ったほうが良いかもしれない。これが意味する事は俊輔が抱えてる課題と同様、ファンタジスタ等ではなく「走れなければ使えない」選手として自分をわきまえて必死で走り、攻守に貢献出来なければ代表に居場所はない。ワールドカップのプレッシャーはこんなもんじゃない。彼に過去に日本に大勢いた「10番」的仕事は無理。いままでも出来ていた選手はいないけど。彼のライバルは羽生あたりになると思う。彼くらい走って走って走りまくらないとキープが出来ない、守備も出来ないとなるといらない選手になってくる。
後半も何も出来ずに途中交代。年齢を考えても何か足りないものを修正しないと田舎町のスターで終わってしまうかもしれない。

中村俊輔 セルティック vs セントミレン

ボールを落ち着かせる事やさばく事は出来てる。日本人で一番上手い事は間違いない。ただ世界的に見るとこれプラスアルファが必要だと思う。理想は縦にいける事。もう一つはディフェンスも出来る事。今の俊輔は両方とも足りてない。さばいてスペースに抜ける、プレッシャーが厳しくない所でボールを持てる。攻撃に関しては上手くボールは回るかもしれない。点は入らないけど。問題は守勢にまわった時。格下の時は誤魔化せるかもしれないけど自分達より強かった時に勝負出来ず守備が弱い選手をどこに配置できるのかという事。去年もチャンピオンズリーグに出ていないにもかかわらず、大事なダービーの試合で「こういうフィジカル的なゲームは中村には向かない」といって先発を外された。もう俊輔は変わらないと思う。バーゼルでディフェンダーとして頑張っている中田浩二と中村俊輔を比較すると日本代表にとって役に立つのは中田浩二だと思う。「スピードのない選手はもはや使えない」と言い放ったオシムは俊輔と会う事もなければ、合う事もないって宣言したのかな?

松井大輔開幕戦 ルマン vs ニース

試合の立ち上がりから全力疾走してる松井。これなら俊輔との違いは作り出せてる。その勢いのまま松井がPKをGET!なのに審判が笛を吹かない。。。松井は怪我をしてるらしいけど動きそのものは悪くないと思う。お客さんも松井にボールが回ると大騒ぎしてる。ペルージャにいた頃の中田みたいな存在なのかな?
前半半ばちょっと押され気味。そこで松井が自陣の真ん中くらいから一気にスルーパス。それをグラフィッチがワンタッチでゴール!美しくはないけど効率のいいゴール。相手にしてみたら「なんだよ~」って感じだと思う。でもこういう事が出来るようになったのはチームが強くなった証。前半は圧倒的にルマン有利の展開で終わった。後半は相手がやる気を出してイーブンな展開。でも松井は70分に決められていたかのように交代。怪我の影響があったんだと思う。ま、まずまずのリーグ戦開幕だと思った。

中村俊輔 ハーツ vs セルティック

俊輔の開幕2試合目。なんだか日本遠征の後だか知らないけどイマイチピリッとしない。というか、俺が風邪を引いてて集中して見れてないだけ。。。こんなリーグ戦の合間に日本に遠征って相当今シーズンのメンバーに自信があるのかも。それともフロントのお金儲けに監督が付き合わされただけなのか。チャンピオンズリーグを勝ち抜く気ならこの時期って大切だと思うんだけどな。セルティックは2点を取られてから反撃。俊輔も絡んでるけど、パスを出した後の行動を見てると「ん~」という感じ。これはオシム監督もばっちりチェックしてるはず。どうなんだろうか?最後相手がばてたところで俊輔も活動開始。でもスピードはない。早くオシム監督の評価を聞いてみたいな。

中村俊輔 セルティック vs キルマーノック

俊輔のリーグ戦1試合目。気が進まないのと時間がないので見れなかった。この時期のこのリーグは去年見てた時つまらないと感じた。チームを完成させないでリーグ戦に望む。それでも十分勝てるセルティック。
前半の印象はこのチームはやっぱりペトロフ(ブルガリア代表)とズラウスキーのチームなんだなと。ハートソンが稲本のいるウエストブロムウィッチに移籍したらしくロングボールは通用しなくなって戦術の幅が狭くなってたけど、しっかりつなぐサッカーを目指しているならこれで良いのかもしれない。このリーグも味方がディフェンスをさぼったり、意図と違うボールがきたりすると激怒りする。これは監督がガタガタ言わなくてもあっという間にチームが出来ていきいそう。日本の場合年功序列もあるかもしれないけど、サッカーのセオリーとして何が当たり前なのかという事がしっかり浸透していないのかもしれない。その事に自信が持てないから他人の事が指摘出来ないのではないかと。オシム監督がやっているベースは4年間でどこまで行くのか分からないけど、しっかりと伝わって欲しい。下の年代までも。

オシム監督

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