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キリンチャレンジカップ2007 カメルーン戦メンバー発表 オシム監督会見 その1

オシム 私の手元にはもうひとつ別の選手名簿、カメルーンのものがある。どちらの名簿について説明すればよいか。カメルーンの選手について話した方がいいだろうか。大事なのは相手を研究すること。カメルーンに対して、どういう選手がふさわしいかだ。
 まじめに話をしよう。カメルーン戦のメンバー選考のリストだが、次(9月)にオーストリア遠征も控えているので、基本的にはアジアカップのメンバーを元にしている。もちろん、アジアカップに選ばれていない選手に関しても(選ぶことが)ないわけではない。ただ、アジアカップに参加していたメンバーのグループは信用してよいと私は考えている。
 もちろん、タイトルを取るという期待に応えられなかったわけで、(ジャーナリストの)皆さんやファンの中にも失望している人がいるかもしれない。ただし、私個人としては4位という成績、もちろん実力的にはもっと上だったと思うが、結果としてそういう成績を残すことができた。内容は4位よりもっとよかったと思っているので、選手たちに対する信頼を私は失っていない。もちろん、アジアカップのメンバーのリストは閉じられたものではない。まだこれから出入りがある、つまり競争が行われることになる。
 きょう発表したメンバーと、まだ発表していないメンバーがいる。とりわけアジアカップに連れて行った選手、そうでない選手、攻撃的なポジションの選手たちについては申し上げておかなければならない。おそらく何人かは(カメルーン戦までに)新しい名前が入るだろう。しかし、最終的に誰になるかはまだJリーグの試合が2節あるので、その結果を待ちたいと思っている。それは、実際的な理由からでもある。1試合だけ見るのでは足りない。つまり、その試合だけでアピールができた、できないという判断では十分ではない。ただし3試合待つのでは少し長すぎる。それ以上にけがをする危険が高まる。だから、2試合、最低土曜日まで様子を見ようと。その時点でもっとはっきりとしたビジョンが見られると思う。なるべく早くリストを手にしたいというジャーナリストの皆さんのお気持ちは分かるが。しかしそれは同時に、チーム作りの作業にも影響を与えるわけだ。
 少し話は変わる。これまで記者会見はサッカー協会が主催してきたが、逆に皆さん方のグループ、記者クラブでもいいのだが、記者の皆さんたちが主催、イニシアチブを取って、アジアカップでどういうことがあったのか話をする会見を開こうという提案がなかったことが私は非常に残念だ。私は、何か説明しなければならない責任を感じている。同時に皆さん方が書いた記事、あるいは持っている印象について、私たちに伝える責任もあるのではないだろうか。私たちはお互いに共同作業をしている。私たちは私たちの仕事に責任を持つ。皆さん方は自分の書いた記事にきちんとした根拠と、論拠と論理、そういうものをはっきりさせる必要がある。こういうことを日本で言うと、気を悪くされる方がいらっしゃるかもしれないが、しかしそこをやらないと、代表チームと記者たちの間の本格的な協力関係というのは始まらないと思う。本来は同じ方向、同じ目標を持っているのだと思う。

  キリンチャレンジカップ2007 カメルーン戦メンバー発表 オシム監督会見 その2

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