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アジアカップ インド代表戦前日 記者会見 その2

――ガーナ戦を踏まえて修正したと思うが、明日の試合で選手に何を期待するか?

 ガーナ戦からあまり時間がなかったので、修正するには十分ではなかった。次の試合がまたガーナだったら、ある程度修正して戦えるのだが、違う相手だ。別のチームと戦うので単純ではない。つまり修正という言葉は適切ではない。変化させる、チェンジする。チームを変化させる、戦い方を変化させるということでトレーニングしてきた。(23人の)メンバーは同じだが、ゲームの進め方は違うものになるだろう。あるいは違う選手を使うかもしれない。ただしガーナ戦での試合内容はよかったので、よかった部分は変える必要はないと思う。もし、試合ごとに大きく変えなければならないとなると、何も前進しないだろう。

――日本はすでに予選を突破しているが、順位は確定していない。11月のサウジアラビア戦を前に、できるだけ多くの点を取るつもりなのか?

 インド側が何点失点するのか、先に聞いたのだろうか? つまり学校の試験と違って、こちらが何点取れるのか目標を立てることはできない。サッカーの試合は相手がいるのであって、相手の出方というものが非常に重要になる。ここで日本の監督が「何点取るつもりだ」などといえば、逆にインドの選手たちがやる気を起こすことになるだろう。簡単な試合にはならないと思う。何が起こっても不思議でないのが現代サッカーだ。あらゆる状況に応じて、準備をする。それだけだ。

――相手が守備を固めてきた場合、何がポイントとなるか?

 インドは監督が変わったので、2月の日本でのインド戦とは異なると思う。守備的に来るのか攻撃的に来るのか分からない。4−4−2で来ることは予想するが、そこからどう変わってくるのかが分からない。そのままのフォーメーションで来るのか、そうでないのか、そこが分からないので、こちらの戦い方をあらかじめ決めることはできない。選手間の決め事はあるが、柔軟に対応することが基本だ。相手の出方によって対応する。受け身という意味ではないが、変化してきた場合は(こちらも)変化する。だから日本側から「こう行く」とは決めていない。相手の裏をかくことは考えているが。気をつけなければならないのは、インドも成長しており、しかも今回はホームであること。だから楽勝と考えるべきではないし、それは失礼だろう。特に国際試合では、いかなる相手でもリスペクト(尊敬)すべきであり、それが負けない秘けつである。

アジアカップ インド代表戦前日 記者会見V
 

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