――アジアのチームと対戦することについて(世界大会で対戦するチームと比べて)どう思うか
中澤 アジアだからといって手を抜いているつもりはないし、カタールにウルグアイ出身の選手がいたように、新しい選手も出てきていて、僕自身いい経験をしている。だから特別、アジアだからどうこうということは思わない。
――連係など集中的な練習をしているが、手ごたえはどれくらい感じているか
オシム監督 結果と内容の違いについていえば、明らかな答えがある。どんな内容であっても負けは負け、勝てばそれでいいということだ。美のために死を選ぶのは、過去の話である。(初戦での勝ち点は)日本1、カタール1。でも、日本の方がはるかに勝利に近かった。日本の方が美しい試合をしていた。それでも、結果によってそれは忘れられ、スコアだけが残った。これが現在のサッカーの真実だ。それしか申し上げることはできない。
――(勝ち進むと)オーストラリアと対戦する可能性があるが、(W杯での)リベンジを考えるか
中澤 オーストラリアにW杯で負けたことは忘れていないが、この大会でリベンジは考えてない。まずは(グループリーグを)突破することが先決。それが決まってから、次の対戦相手についていろいろな感情が出てくるのだと思う。
――ゴール前での連係を確認していたが、初戦よりもっと積極的にゴールを狙っていくという意図なのか?
オシム監督 サッカーはそんな単純なものではない。見かけよりずっと複雑だ。同じ練習を見て、もし私がDFが失点しないための練習だと申し上げたらどうなるだろうか。
――明日に向けて、報道などからプレッシャーを感じているか?
中澤 どんな試合でも、メディアの方がいろんなことを書かれるので、プレッシャーは感じるけれど、自分の中ではどんな試合でも勇気を持って臨むようにしている。過度なプレッシャーは感じていない。
――こちらに来て1週間たつが、チームの雰囲気は? 食事はおいしく感じられるか?
中澤 食事に関しては特別、おいしくないということはない。シェフも来てくれているし、三食いつもおいしくいただいている。練習も、常にいろんなことをしているし、自分は代表に来て日が浅いので、フレッシュな感覚でやっている。特別、自分の中でマンネリ化しているようなことは、この1週間では感じていない。
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