Q:初戦まで1週間。国内で3日、現地で4日あるが、どんな準備をするのか?
「実戦感覚を養うというか、休息、トレーニング、試合というリズムはいつもJに出ている選手たちは大丈夫。問題はどうリフレッシュさせるかだ。アジアカップに行くことを『また試合か』と思うのか、モチベーションを高めるのかによって180度違ってくる。モチベーションが先か、疲れが先に来るのか、その関係はデリケートなところにきている。選手が疲れているのは事実。疲れが上回るとモチベーションが上がらないこともあるし、いいプレーができない可能性もある。疲れすぎるとどんなモチベーションがあってもうまくいかない」
Q:勝ち進むと長い期間一緒にいられるが、この期間にどんなチーム作りをしたいか?
「長い時間と言っても旅行に行くわけじゃない。やることは決まっている。1次リーグ突破したら休息があるわけでもない。やることはいっぱいある。休暇が十分取れればよかったのだが」
Q:中村、高原が先に来て走っていたが、彼らのコンディションに不安はないか?
「彼らは欧州リーグを終えてきたが、日本ではまだリーグ戦の最中だ。2人は本来なら休暇中のはず。リーグ戦で活躍し結果を出したのだから、10日間の休みがあってもよかった。だが、10日も休んだら、代表でいい準備ができないことを彼らはわかっていた。彼らはどうすればよかったと思いますか?他の人がリーグ戦をやっている間、彼らは個人でトレーニングを積んできたわけですが、疲れはたまっていないかもしれない。その代わりグループでプレーすることのカンが鈍っているかもしれない。1週間の休みを取ってコンディションを上げても1年の疲労が取れていなくて、また1〜2試合をやった後、疲労がくるかもしれない」
Q:勝ち進むためにどういう部分を大事にしたいか?
「何が必要がというより、勝てばいい。どうしたら勝てるかというのはいつも大きなクエスチョンだ。準備しても相手もいる。相手も準備をして日本の情報を沢山入手している。疲れていることも全部入っているでしょう。日本のマスコミをフォローすれば、沢山の情報が入る。どうすれば勝てるかは大変なクエスチョンだ。私は必ず勝ち進むと約束もできないし、精神論的なプレッシャーをかけることも得意ではない。現実を認め、最大限の力を出すにはどうしたらいいかを考える。そこで先ほどメンタルの話をしたが、体とメンタルの疲れのどちらが上回っているかにもよる。体の疲れがたまっていたら、メンタルが前に出ても、コンビもテクニックもアイディアも出せない。そこで走れなければ戦術も絵に描いた餅になってしまう」
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