追記オシム監督語録TOP

サラエボ
オシムと神の子
オシムと神の子 TOPへ オシム監督経歴へ オシム監督語録公式 追記オシム監督語録へ プロフィールとリンクへ ブログへ
イビチャ・オシム監督画像

トレーニングキャンプ練習後コメント その2

Q:組み合わせは確認できたか?

「いくつかはトライできたが、今日の試合ではある事情があって、このコンビを試さなければいけなかったこともある。全部ができたわけではない」

Q:その事情とは?

「飛行機のフライトスケジュールが代表のトレーニングスケジュールを決定したということだ」

Q:練習時間を早める気はなかったのか?

「どうして早めなければいけないのか? 今日は試合だけだったし、計算ずくのスケジュールだった。合宿の前から最終日は2試合やることが決まっていた。そこで遠くに帰らなければならない選手たちを1試合目に使い、近くへ帰る選手を2試合目に出した。それはすでに言ってあったし、予定通りだった。現段階では誰と誰の組み合わせというのはある程度やれた。しかしまだ呼んでいない選手もいるし、試したいコンビはある」

Q:呼んだ中ではかなり試せたのか?

「時間が限られている中で、この人はどんなタイプの選手なのかを直接見ることができたのは有益だった。代表選手として相応しい振る舞いかどうかも見ることができた。Jリーグのチームもそれぞれ違うところから来ていて、アンビションの度合いも異なる。いろんなレベルがある。チームによって監督の考え方も違う。だから全部の考えを一致させるには時間が短すぎるのだ。それでもある程度はできたと思う。
その選手がどれくらいフレキシビリティを持っているか、状況や課題に適応できるかも見た。それはJと代表で決定的に違う部分だ。できるところはベストを尽くしてやったつもり。チームでやっているのと違う役割もやってもらったが、それをできる人、できない人という見極めもやった。相手が変わった場合に適応できるかも含まれる。全ての適応能力を見た。
でも大騒ぎする練習内容じゃない。こんな代表合宿に来て、それぞれの方が何の記事を書くのか不思議に思っている。合宿は正常に行われ、正常に終了しただけ。これで日本の社会が何か変わるわけじゃない」

Q:トレーニングのための合宿をまたやりたいか?

「チャンスがあればぜひやりたいが、Jリーグクラブが選手を放してくれないだろう。平日の2日間集まることは考えているが、カレンダーを見るとずっと日程が詰まっている。2〜3日でも時間が取れて、選手たちが一緒にいられる機会は今回が最後かもしれない。各チームの監督の気持ちも理解しているつもりだ。またできればいいと思うが、現実的には難しい。アジアカップ前には3試合の親善試合が予定されているので、そこでやれることをやるしかない」

Q:来年以降はどうか?

「来年のことを言うと鬼が笑うとかいうんじゃなかったのか。来年まで私もみなさんも生きているか分からない。来年になって何を考えるか、今の私には分からない。明日のことも分からないのだから」

Q:今日の練習試合ではタッチ数を制限していたのか?

「それは選手に聞いてください。私は何も命令していない」

Q:練習の理解度が上がったと多くの選手たちが話しているが?

「それも選手に聞いてください。何か私の言うことを理解し始めたかなという感じはした。少なくとも聞いているフリはしていた。トライする姿勢は持っていた。成果が出たのかは今日の段階ではなく、今後分かると思う」

オシム監督の画像

Valid CSS! Valid HTML 4.01 Transitional Oggi 今日のアクセス数 Ieri 昨日のアクセス数 Totale トータルアクセス数