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親善試合 ガーナ戦前日記者会見 その4

――今日の練習で三都主が左サイドバックで練習していた。ジーコ監督時代でも同じポジションでプレーして、本来の持ち味である攻撃力が出せなかったが、監督は彼がそのポジションでできると考えているのか?

 ワールドカップの試合は見ていたが、クロアチア戦、それからもしかしたらオーストラリア戦でも、アレックスが一番良いDFだったではないか。皆さんももう一度、試合のビデオを見てほしい。皆さんもアレックスがどんな選手なのか、どんなことができて、どんなことができないのか、ご存じだろう。問題はアレックスよりも良い選手、代わりになる選手がいるか、ということ。しかも彼は左利きだ。日本で左利きは貴重だろう? 貴重でしかも、アレックスよりも優れた選手が、果たして何人いるだろうか? 彼があのポジションで練習していたのは、私がジーコに相談したからでも、アレックスの希望を聞いたわけでもない。必要に迫られて、あそこでプレーしてもらったということだ。
 若い選手の中に、あの役割ができる選手がいるのかもしれない。U−21代表や、その下の年代にも同じポジションの選手はいるから、彼らが伸びてくれば別の使い方があるのかもしれない。これまで駒野をあのポジションで使ってきた。テストの結果は、合格とも不合格ともいえる。つまり守備は合格、良いプレーをしていた。しかし攻撃面では、もっとできるのではないかと思った。これ以上お話すると、個人の人格の問題になってしまう。これ以上、選手1人1人を俎上(そじょう)に載せて料理するということは控えさせていただきたい。アレックスがあの位置でプレーするのが気に入らないという人は、どうかそういう記事を書いてください。ただし、アレックスのせいではなく、オシムの使い方が悪いと書いてほしい。

――監督の話の中で「ポリバレント」、つまり複数のポジションを使いこなすという言葉は非常に重要だと思われるが、今後もキーワードとなり得るのか?

「ポリバレント」というのは、実は化学の言葉で、そういう本を読めばたくさん出てくる。「化学的なサッカー」というのも悪くはないだろう(笑)。  

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