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アジアカップ イエメン代表戦前日 コメント その3

Q:先ほどクレバーな選手たちを連れてきたといわれたが、、今日の練習を見てクレバーだと感じたか?

「日本に残っている選手がクレバーでないというわけではないですよね?代表に入った選手が特別に優れているというわけではない。その意味では。サッカーというのは大学などの学校とは違うわけで、もっとクレバーな選手であれば、大学に行ってお医者さんや政治家になっていると思う(笑)。選手たちのトレーニングのプレーには満足はしていない。が、クレバーでないとも言えない。毎日新しい要素を入れてトレーニングをしているし、こちらも試すトレーニングもある。選手たちがついてくるのは容易ではないと思う。もちろん代表選手というのは代表チームだけではなく、各クラブでもプレーしているわけだから、人生を2倍生きているようなもの。Jクラブという人生それから代表チームという人生、2つ生きているわけです。
例えばヨーロッパの各クラブのリーグと代表チームの戦い方が似ているというところまで行っていないし、代表チームが1つの強いチームを軸にして作られているわけでもないから、各クラブと代表のやり方、トレーニングも違ってくる。しかしそれは悪いことではない。というのは、各クラブで自然と頭を使っているし、それがいいと思ってやっているわけで、同じくらい代表に来て頭を使えば無理なく対応できると思う。全部が同じやり方ででできればいいし、一番楽なのだが、こういう違うコンディションのところに来て適応力があるかはまた別の話になってしまう」

Q:フォーメーション練習で外れていた加地、駒野、鈴木啓の3名について、明日はサブか?

「がっかりしたのは確かだ。が、まだ変えるとは決めてはいない。普段の力を発揮していなかったのはご指摘の通りだ。その中の何人かは、はるかにいいプレーができたはず。駒野と加地の2人はディフェンス面では問題ない。私が望んでいたのは、相手にとってもっともっと危険な地域に侵入するプレーだ。彼ら2人のメリットは足が速いこと、守備がしっかりしていること。それが基本になるクオリティーです。それを生かしつつ、スピードを生かして攻めることや守ること、そういう能力があるか、もしあるとすればオフェンスでその能力を使いたいと考えていた。鈴木啓については大きな問題があったとは思っていない。相手のいいところをつぶす、そういうプレーを忠実にやっていた。日本のマケレレです。これはマケレレにとって褒め言葉だが(笑)。鈴木啓の方がボールを持って攻めるときに力を発揮することができる選手だと思う。それは私が今、発見したことではなく、みなさんがご存知のことだが。 サッカーは10人でやるものではなく、もう1人いる。これまでの日本の試合では、阿部、加地、駒野、闘莉王、坪井といった選手が守備のベースになっていたが、それらの選手もつねに使えるというわけではなく、時にコンディションや対戦相手によって変えるということだ。
アジアカップ イエメン代表戦前日コメントW

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