Q:イエメン戦は上背がないが、セットプレーがアドバンテージだと考えているか?
「日本には相手の平均身長より低い人が6人ほどいる。だから圧倒的身長差があれば有利だが、果たして明日はどうでしょう。セットプレーも大事だが、セットプレーに至るまでのしっかりしたプレーが必要。いい場所でのセットプレーが大事なので、それを得るための流れの中のプレーを重視している」
Q:最後の紅白戦は実践的な練習ではなかったのか?
「あれは選手も疲れていたし、レクリエーションだった。何度も話していささかうんざりしているが、私は選手にどんなプレーをしろとか、どこに動けとか、指示を出してはいない。完全な自由を与えている。ただし守るべき原則はある。どこでどんなプレーをするのか、選手が考えなければいけない」
Q:練習前後に三都主と遠藤と話していたが?
「もっと走れと言った」
Q:数的優位の状況を作る練習が多くあったが、日本人の瞬間的判断力は他の国に比べて低いのか?
「問題は日本人選手が速く判断することではない。早く考えるということが、一般社会で許されるのか? そのことを私から質問していいですか?」(質問者が「日本では誰かから教えてもらって育つことが多い」と応えると)「サッカーというのはそういうことと違う活動だ。もし選手がピッチの上で監督の指示を待っていたら、試合に負けてしまう。私は監督が何を言うか待っている選手はいらない。試合中にちょっと待ってくれとか、タイムアウトを取ったりとか、ピンチキッカーとかランナーが出てきたり、そうやって局面を変えることがサッカーではできない。選手には必要な情報をなるべく多く与えてはいる。選手はプレーしながら考えないといけない。サッカーはクリエイティブなゲーム。考えられないアイディアはない。そんな選手はサッカーには向いていない」
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