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アジアカップ ベトナム戦前日オシム監督&遠藤保仁会見 その1

――ベトナムのリードル監督は、明日の試合にアタッキングサッカーで臨むと言っていたが

オシム監督 それについて、私が何を言ったらいいだろうか。ベトナムの監督として、最も大事な試合を前にして、ほかにどんな言い方ができただろう。非常に論理的だ。ベトナムにとって(明日は)歴史的な試合になるだろう。ホームであるベトナムには、有利な条件がそろっている。いいゲームをするチャンスがあるということだ。ホームで観客が後押しするだろう。気候にも慣れている。明日の試合は、われわれの対戦相手に有利な材料がたくさんあると考える。その上でどんな試合になるか、言い当てるのは難しい。つまりベトナムにも、われわれという対戦相手がいるということだ。こうなるであろう、というつもりはない。

――(グループリーグを1位で通過して)ハノイに残るということは大切だと考えるか?

オシム監督 難しいということと、大切であるということの意味が違うと思う。1位でも2位でも、(グループリーグを)通過することが第一目標だ。このハノイに残ることがいいのか、場所を変えたほうがいいのか(※2位通過だとタイに移動)――それよりも通過することが大事だと言える。通過した後で、さまざまなことについて考える。私の国には「まだ生まれていない子ウサギを森に探しにいくな」ということわざがある。まず通過して、その上で考える。私は観光客ではないので、ハノイに残りたいとか残りたくないとか、ここで申し上げるつもりはない。

――明日の試合について、日本はどういう状況か。それからベトナムについては?

遠藤 僕が言うのも何ですが、第2戦で勝って、チームもさらに一体感を増したと思う。勝つことの大切さ、責任の重さも感じて、チームとしてはいい感じになっている。ベトナムについては、サポーターを味方につけて勢いがある。まずは引き分けは考えていない。勝つことだけを考える。より多く走り、チャンスをいっぱい作って、ゴールに結び付けるようにしていきたい。

――よく走るというタクティクス(戦術)は、オシム監督から学んだことか

遠藤 監督から多くのことを学んでいるし、何よりも僕が痛感している。もともと(日本は)運動量が多かったかもしれないが、走らないとサッカーはできないし、当たり前のことだと思う。

――得点経過によっては、カタール対UAEの結果も重要になるが、途中経過を選手に伝えるか?

オシム監督 先ほど言ったように、目の前に集中するのが第一。憶測に基づいて、あれこれ考えをめぐらすのは得策ではない。ホーチミンで何が起こっているかを知った時には、すでに手遅れになっているかもしれない。私を含め、スタッフはある程度計算はできる。必要なことはわきまえているつもりだ。

  アジアカップ ベトナム戦前日オシム監督&遠藤保仁会見 その2

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