――非常に暑い中で、選手のプレーはよくなったか?
一番うれしいことは私だけでなく、選手たちが元気で試合を終えることができたことだ。試合結果よりも、選手・スタッフの誰もが心臓発作を起こさなかった。それほど困難な気象条件だったと思う。
――高原のけがの状況は?
それほど深刻なけがではないと期待している。しかし高原が出られなければ、日本がダメになるということでもない。
――このような条件でエレガントなプレーができたことについては
ゲームを左右したのは、どちらが相手を走らせることができたか、ということだ。結果として、われわれの方がボールをより多く動かして、対戦相手をより走らせて疲れさせることができた。今日の試合は90分どころか、45分でも大変だったと思う。しかしボールは疲れないので、気温には関係なく走らせることができる。結果的にはこちらのペースで試合を運べたし、勝つことができた。しかし、もしUAEが先制していたら、どんな試合になっていたか分からない。その場合、われわれの方が走らされていたかもしれない。
――日本の終盤のパフォーマンスについては
その時が一番よい試合をしていたかもしれない。論理的ではないが。その時間から試合終了までの間、おそらく日本のボールポゼッションが95パーセントくらいで、UAEはほとんどボールに触れることができなかった、そういう試合展開だったと思う。
――選手交代の目的は?
交代理由は、リードしている状況で、間違いなく試合を無事に終わらせることだった。ある選手には少し休みを与えて、別の選手には代表のレギュラーになるようなアピールのチャンスを与えた。
――高原はゴールへの嗅覚(きゅうかく)が抜群だが、ほかの日本の選手についてはどうか?
彼がドイツでプレーしているのは、それが理由だ。つまり高原がドイツでプレーしているのは偶然ではない、ということだ。
――高原はどこをけがしたのか?
(この後も)プレーができればいいと思う。もし高原が出場できなければ、大きな問題になるだろう。代わりの選手を出場させて、埋め合わせしなければならない。方法はいくらでもある。負傷ではなくて、疲れではないだろうか。疲れてくると、体全体に痛みを感じるものだ。
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