Q:23人のメンバー選考で頭を悩ませた部分は?
「選ぶのは簡単ではなかったが、今さら何を言ってもしょうがない。私がどんなに苦労をして考えたかにみなさんどれだけ関心があるのか。私にもプライバシーがある。難しい選択だったのは間違いない。ここで私が簡単と言ったらどうなるのか。みなさんどんな話を聞きたいのか。具体的な話はできません。メンバーを見てください」
Q:ポリバレントとスペシャリストのバランスを考えたように見えるが?
「私の発明したことではなく、世界のサッカーがその方向へ行っている。トレンドです。私の発明ではありません」
Q:今日はサイドからのワンタッチプレーで崩す練習をメインにやっていたが?
「今日のはまじめなトレーニングではありません。環境が違う。ピッチコンディションも全く違います。今日のようなパス回しはできない。明日10タッチのプレーをやってみましょうか。その方がベトナム向きかもしれない。ハノイではワンタッチで回すサッカーはできそうにない。だから両方できるようにしなければいけない。止めてもワンタッチでもコンビネーションで崩すやり方もだ」
Q:実戦的な練習が増えてきたように思うが?
「まだまだ。直前になったらもっと実践的なことをやる。今日はリラックスしてメンタル面を回復できるようなトレーニングにした。Jリーグの戦いがひと段落し、次に集中できる状態にしようと思った。プレッシャーから開放してあげたかった。これまではチームの戦術やタスクばかりを気にしていたが、ここでは自由を与えた。選手たちに自由を使う能力があるかどうかを試した」
Q:その能力はあったのか?
「私が何か言うよりは、あなた方にお任せします」
Q:アジアカップまでに重視したいことは?
「大事なのは、選手たちが次の大会をアジアカップだと思うこと。ジャパンカップではないことを意識することだ。Jリーグの試合の準備と混ぜてしまわないように、気持ちの切り替えができるかどうか。頭の中の切り替えをして、集中できるか。サッカー以外の何かに気をとられていないか。Jリーグの相手チームとして戦っていた人と一緒にプレーするのだから、まずは気持ちの切り替えをしたい。7日間にそれをしっかりやれるかが大事だ。ジャーナリストのみなさんもJリーグモードからアジアカップモードに切り替えないといけない。あなた方も切り替えが必要です。簡単ではありませんよ」
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