オシム 立派なスポンサーがついているので、それに負けないような立派な試合をしたい。ただ、(勝つのは)簡単ではない。成功することを臨んでいる。そこで結果を残すことで今後、より強い世界の強豪国、これまでは対戦を夢見ることしかできなかったような相手と対戦できるようになればいいと思う。
――田嶋理事への質問です。両チームがどれくらいベストメンバーでくるのか、そのあたりの交渉は
田嶋 6月の時期は海外のチームを呼ぶにはふさわしい時期となっています。代表チームのマッチメークの担当の者がしっかりと相手国と話し合った上で、ベストメンバーを呼ぶよう努力してまいりました。そういう意味で、最高のチームが来ると期待しています。逆にモンテネグロに関してはオシム監督の方が詳しいのではないでしょうか。
オシム 話し始めると長くなり過ぎるので(笑)。
――コロンビアとモンテネグロの印象と、それぞれの試合でどのような試合をしたいですか
オシム 情報はある。ここに選手リストもある。すでに親善試合のビデオなどを取り寄せていて、昨日はコロンビア対スイス、モンテネグロ対ハンガリーの映像を見た。映像を見る限りは、両チームともに良いチームだと思う。しかし、この場ではどの点が優れているかを細かく話すべきではないと思う。相手が強いんだ強いんだとあまり言い過ぎると、いい響きがしない。私の方から説明するなら時間が長くかかり過ぎる。
ブラジルやドイツが来るということであれば、どんな強いチームなんですかという質問はでないはずだ。
――アジアカップに向けて最後の強化試合になりますが、どんな試合にしたいですか
オシム スポンサーの方がこの場に同席している。しかも相手は強い代表チームだ。キリンカップの大会のために努力されている方々に対して、アジアカップの単なるテストだと言うべきではないと思う。あるいは、メディアに対してもワールドカップと同じように全力で戦いたいと言いたい。テストとかリハーサルという表現を使えば、スポンサーおよび対戦国に失礼になる。もちろん、アジアカップの前にこういう機会があることは私たちにとって助けになる。
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