――新しい選手をたくさん入れたが、チーム作りのベースはどれくらい進んでいるか?
どれくらいまで来ていると思うか?
――まだまだスタートの段階に見えるが
初めだろうが終わりだろうが、メンバーを選ばなければならない。(DFが)3人では試合ができない。けが人が出たが、それは私の責任ではない。変えようと思って変えたのではなく、変えなければならない理由が生じたのだ。それで答えになっているだろうか? 闘莉王、坪井、加地の3人がけがをしてしまった。どうして3人の追加招集をしたのか、という質問だったはずだが、答えはおのずと質問の中にある。
――監督就任後、ガーナが最も強いチームだと言われているが、そのようなチームと対戦するにあたり、学習機会としてどのような期待を持っているか?
対戦相手を決めるにあたり、ある程度強いチームとやりたいという希望を申し上げておいた。つまりいい試合で、負けても恥ずかしくない相手。同時に現在の日本の力を試すことができるチーム。つまりすべての選手が欧州でプレーしているような、そういう代表チームだ。しかも発展途上でまだ伸びしろのあるチーム。そういう相手と試合することによって、日本の選手たちのクレバーさ、危険さをはっきりさせられるかどうか、そういうものを測れるチャンスということで、そういう試合にしたいと思う。いろいろ候補が挙がったが、簡単に勝てる相手では意味がない。とはいえ現在、代表チームとの国際試合では簡単に勝てる相手というものもない。だからオプションは限られていたわけだ。今回は対戦可能な相手の中から最も強いチームを希望して、その通りになった。
――明日のスタメンについてどのような考えを持っているか?
もしそれを私が知っていたら、発言するかもしれない。決めるのは単純な作業ではないのだ。選手同士も力が接近しているし、特徴のある選手をそろえている。もちろんガーナのスタメンが決まっていれば、ある程度の対策も決まってくるのだが。皆さんもご理解いただいていると思うが、1トップで来るか2トップで来るかで、違った状況に直面する。しかも非常に強い相手なので、敬意を払わなければならない。特に日本はけが人が出て、しかも守備のレギュラーを3人失っている。
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